Sei KIsaragiオフィシャルブログ


橋下市長の慰安婦発言問題について

2013.06.20 Thursday[フロイトcomments (0)

なぜあそこまで各報道機関は責めるのでしょう。
外国の著名人の反応まで記事にして本当の意味の報道なのかを疑う。
日本との海外の文化の視点でもその価値感は明らか違う。どうも日本では品格、品格と言うが本音や建て前ばかり言う日本ではグローバル化している日本でもそうそうお上品ばかり羅列ばかりしていては本質が見えないしそろそろ本音で言う時代にも入らなくてはと思う。

遠回しばかり言ってはどうも鈍感な人には気づいてくれない人も多くなるので、ドラスティックにスパッと言うのも必要なのです。
精神分析医のフロイトでさえリビドー(性エネルギー)が人の活動に大きく関わると提唱し、心を動かす本能的なエネルギーがリビドーで本質的に性的であると考えた。
リビドーには対象リビドー(性的欲動)と自我リビドー(自己保存欲動)の2つに分類した。

最終的に、生の欲動(エロス)死の欲動(タナトス)の2つに分類した。
生の欲動とは、それまで考えていた欲動を含めた(生きよう)とする欲動のことである。
死の欲動とは、反復強迫を、快感原則との対立よりももっと深いころからきた、何か(悪魔的な)性格を持つ傾向があるもののように感じ、人間はそれに逆らえないのだと考えた。それが死の欲動へとつながる。
人間にはもともと死を望む欲動があるという。フロイトはそれを死の欲動と呼んだ。

生きようとする生の欲動との二元論に到達したのである。
死の欲動とは何もない状態≒死へと向かう欲動。
生の欲動とは未来に向かう発展しようとする欲動である。
よって人間の本能的に捉えたと言える。

橋下市長の発言はあの戦場で誰もが体験したことのない極限状態の場面に置き換えたとしてもこのフロイトの説が如何に物語っているのかを理解できると考える。
負けないで頑張って頂きたい。


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